今日賛主義!

日々楽しく。主に映画とかランニングとかの雑記。

ウェスタン北山珈琲店で極みを味わう。

上野駅近くにこだわりの珈琲店がある。
そんな話を聞いて居ても立ってもいられず、出張ついでに行ってみました。
こんな楽しみでもなければあちこち飛び回っていられません。
 
場所は上野駅の北側。
黄色い屋根が目印です。
 
13時ごろについたのですが、入り口の前にどっかりと自転車が。
通せんぼ?
開店は12時のはず、、、と思ったら、横線引いて「不定」になっていました。
この自転車はやはり開店していない証なのか。
 
一時撤退。
いや、ここまで来て引き下がるのもなぁ……
 
ということで、14時ごろに再訪。
自転車がどいてお店の方がいらっしゃる!
それ以外にはさっきとの違いがないけど。
おそるおそる、あいてますか?と声をかけてみる。
 
「やってますよ」
 
おお!
 
「でも、この張り紙読んで納得されてから入ってください」
 
む。
扉に貼ってあるその張り紙。
 
曰く、
読書禁止、ケータイ禁止。
雑談も待ち合わせも禁止。
滞在時間は30分以内。
 
噂通り注文の多いお店ですこと。
ただ、コーヒーを味わえということですね。
そもそもコーヒーを味わいたくて来たのだから問題なし。
 
大丈夫です、と伝えながら入店。
 
レトロで手狭な喫茶店。
でもメニューを見てびっくり。
一番安いもので980円。
ほとんどが1,000円半ば。
オススメの熟成コーヒー「雅」が2,500円
オリジナルコーヒー「雫」が1,200円
 
引き下がらないぞ。
行くとこまで行くぞ。
注文したるは雅とハーフ雫のセット、3,200円なり。
 
ケータイも禁止なら写真も禁止、メモも禁止なのですごく記事にしにくい。
(なので写真もありません)
 
まず「雅」。
濃い。重い。
苦みというより深い味のコーヒーで、だというのに嫌味は全くない。
どっしりと口の中に響くけれども後を引かず、残るのは心地よい香り。
コクとキレの両立というのはこういうことを指すのだろうか。
イマドキの華やかな味とは違う、深い深い味。
これはゆっくりじっくり味わいたい、、、けれども30分制限を思い出す。
 
飲み終わると、口直しにお猪口くらいの薄いコーヒーが出てくる。
これはこれで美味しい。
喫茶店のコーヒーという感じ。
 
そして「雫」。
小指の先くらいの小さなグラスで出てきます。
コーヒーの上にクリームがたっぷり。
冷たいうちに2,3口でどうぞ、とのこと。
くいっと飲むと、クリームの甘さとコーヒーの香りが口の中ではじける。
すごく甘いけどコーヒーの香りが負けておらず、お互いに引き立て合う感じ。
 
両方飲み終わって思ったことは、水も飲みたくない。
この余韻を持って帰りたい。
そんなコーヒーでした。
 
余程こだわりのコーヒーなんだろうなあと構えていきましたが、予想を上回る味わいでした。
いろいろと注文が多いですが、店が人を選ぶのもいいんじゃないかな。
お店の渾身の一杯を、客も渾身で味わう。
ここでしか味わえない、相応の魅力があるお店です。