今日賛主義!

日々楽しく。なんか気になるコトとかなんかいいモノを集めたい。

茨城紀行B面 ウイスキーとウイスキー

茨城といえば何でしょう。
干し芋、水戸の納豆、鉾田のメロン、木内酒造のネストビール…
美味しいものは結構多いのですが、個人的にはポークとウイスキー
 
茨城にはブランドポークが豊富ですよね。
ローズポークの何とかというメニューをみると注文したくなります。
とんかつが美味しいのはクックファンだけではありません。
とんかつを塩で食べるのを知ったのも茨城。
豚肉そのものが旨いと、塩で旨味を引き出すのがオススメです。
 
そしてもうひとつ外せないのがウイスキー
特産ではなく蒸留所があるわけでもないのですが、水戸にはいつも寄りたくなるバーがあります。
 
今回の茨城旅行のメインはあんこう祭。
そのために前日は万全を期しての大洗泊。
それでも水戸に呑みに戻るというね。
翌日は戦場だというのに。。。
それでもマスターに会いに行かずにはおれない。
マスターの人柄もありますが、ここには珍しいシングルウイスキーがあるのです。
 
スコッチモルトウィスキーソサエティ(以下ソサエティ)という組織があります。
簡単にいうと、珍しいウイスキーを愛好家に卸すところ。
普通はブレンドに使われて単体では流通していないようなウイスキーだったり、メジャーな蒸留所だけど珍しい熟成をさせたものだったり。
過去には山崎のシェリー樽熟成なんてのもありましたね。
それらはシングルカスク、つまり樽ひとつ分なので、当然数量限定。
通常はブレンドに使われ、単体でボトリングされないウイスキーも多い。
 
セレーネさんでは定期的に新作のテイスティング会があるのですが、今回は見事にあんこう祭当日。
つまり2日連続ウイスキー飲むため(だけ)に水戸に寄るというスケジュール。
しかし今回のテイスティング会はひと味違う。
ウイスキー文化研究所の代表、土屋守氏を迎えての講義付きという豪華仕様。
 
…すみません、存じませんでした。
 
しかし各地の蒸留所を巡られている土屋氏による最新情報は興味深い内容でした。
スコッチウイスキー誕生の地といわれるリンドーズ修道院に蒸留所が作られつつあったり。
過去の酵母を復活させてウイスキーを作ろうとしている蒸留所があったり。
これまで意識したことのない視点でウイスキーを観ることが出来ました。
文化研究所の機関紙「Galore」も読んでみます。
 

f:id:geege:20171124201616j:plain

 
テイスティング会そのものは、ウイスキー好きによるウイスキー好きのための飲み会、、、ですかね。
「バブアーみたいな香りってなんだよ(笑)」とか「この香ばしさはえびせん」とか。
ソサエティウイスキー評(英国)は謎の表現が多いのです)
多分に酔っていたので詳しく思い出せませんが、楽しい場でした。
どのウイスキーもそれぞれ個性的。
新作9本の中でのお気に入りは、
・TULLIBARDINE 2008 スイートな香りが好み。
・BENRINESS 1997 独特なシャープな味わい。
同じ蒸留所の他のボトルも飲んでみたいものです。
そのためには、また機会を見つけて行かないと。。。
 
ウイスキーもいいぞ。