サマーニットが初夏にオススメです。
文字通り夏用のニット。
なぜ夏にニット? 矛盾してない?
そのイメージはごもっとも。自分もそう思ってました。
しかし実際に着てみると新感覚なんですよ。
きっかけはヴィンテージショップで出会ったこちら。
冬用のニットとは違うさらっとした軽い着心地で、意外にも体温調整しやすくて快適。
ポイントは通気性と保温性のバランスです。
ニットは編み物。
保温性はありますが、通気性もあります。
風が強い冬の日には冷たい風を遮れずに震えてしまうことも。
しかしその通気性が夏にはメリットなんです。
屋外なら程よく風を通すため普通のTシャツより涼しいくらい。
一方で屋内では風がないため、通気性より保温性が勝って暖かくなります。
カフェやスーパーは室温が低いところもありますからね。
お店に入った時はちょうど良くても、しばらくすると鳥肌が立ってくることも…
そこで保温性のある長袖ニットであれば守りは万全。
多少暑くても腕まくりすれば調整できますし。
この特徴が現代生活にフィットするんです。
気温が上がっても単純に布を減らすのではなく、素材や構造を活かして季節に合わせる。
そんなスタイルが良いなぁと。
長袖を着れるということは日焼け対策にもなりますし。
細族にとっては、半袖と違って腕の細さが目立たないというのも重要なメリットです。
洋画なんかでは割と厚めのサマーニットも見ますね。
ヨーロッパでは湿度が低いのでニットでも過ごせる模様。
蒸れる日本では、かなり薄手で通気性が高いものを選びましょう。
とはいえ本格的な夏を迎えて湿度が上がってくると厳しいかもしれません。
問題は保温性と通気性のバランスがどこまで保てるか。
ただしその頃にニットを着ていると見た目に暑苦しいこと間違いないので、その意味でもやめておいたほうがいいかと思います。
最近はファッションにレディースっぽさを取り入れるのがマイブーム。
なにせメンズよりアイテムの幅が広いですからね。
やりすぎてオネエ系にならないようバランス感覚が求められますが、目新しさは大事。
楽しんでいきましょう。