遅ればせながら、キャンプ漫画「ゆるキャン△」にハマりました。
ソロキャンプが好きなリンと、リンと出会ってキャンプを始めてサークルに入ったなでしこの2人を軸にした、いわゆる日常系のマンガです。
そうなるとサークルでワイワイ…というだけではなく。
もちろん賑わうグループキャンプもあれば、ゆったりしたソロキャンプの良さもある。
2ヶ所でキャンプしながら交流したり。
誰かがキャンプしているのをオフのメンバーがサポートしたり。
LINEのようなやりとりの表現がリズム良くて新鮮です。
富士山周辺の景色、夜景の美しさ、美味しそうなキャンプ飯…
「あ、キャンプいいなあ」と心に沁み入ってくる感じ。
なんだろう、この和み。
まさに程よく「ゆる」い空気が描かれています。
完成度が高いと噂のアニメもイッキ見してしまいました。
原作の空気感とリズムの良さを再現した上で、うまいこと味付けされていて良いですね。
特に最終話ED後。
本作の良さのひとつはリンとなでしこの関係性だと思います。
べったり仲良くなるわけではなく、キャンプの先輩後輩として一方的になることもなく、キャンプ好きとしてお互いに楽しんでいる距離感。
それが最後の本栖湖のシーンに表れていると感じました。
本栖湖の湖畔でキャンプしてみたい。
アニメ化された部分では最後にグルキャンで盛り上がっていましたが、以降のお話では、
冬キャンでトラブって凍死の危機を迎えたり。
なでしこがソロキャンプはじめたり。
また新しい展開を迎えているので未読の方はオススメです。
いやしかし、見れば見るほどキャンプしたくなってくる。
楽しいとこを切り取っているからかもしれませんが。
キャンプブームも相まって聖地巡礼が人気のようですが、ガルパンの大洗と違ってエリアが広すぎるのがネックですね。
しかも宿泊がキャンプ場。
遠方から参じるには、ぜんぜんゆるくない。
とはいえ、高まったアウトドア熱はどうしようもなく。
泊まるとなると揃える装備が多すぎるので、せめて外メシだけでも…ということで友人を巻き込んでBBQを企画しました。
理由が理由ですまん。でも楽しかった。
ゆるキャン△にならって網焼きだけでなくホイル焼きやスモアも作りましたが、趣向が変わっていいですね。
外メシ効果で3倍美味い説。
でもやっぱ本栖湖で富士山を見ながらキャンプしてみたいなぁ。