その前にそこそこ標高が高く山間のキャンプ場で予習したい。
ということで、兵庫県佐用町の南光自然観察村でキャンプしてきました。
11月だけど、寒波を受けて最低気温0度予想。
これはもう冬キャンの予習というより本番なのでは?
やや戦慄しつつ、マイカーの狭いトランクに2人分の荷物を詰め込んでGO。
冬は焚き火がしたい!ということで軽量焚き火台・ピコグリル398を購入
本体重量398g、しかし市販の薪もそのまま置ける形状。
ただ、そのキャンプ場で買った薪が大きいものばかりだったのが見落とし。
このままでは大きすぎて着火できない…
普通は斧とかナイフでバトニングして割りますわな…
ということで、手持ちの鍛造ペグとハンマーで薪割り。
やはりソリッドステーク最強だな(違
クサビ状ではなく円柱なので、当然ながら食い込んではいくけれども割るのは難しい。
それでも木目に沿って角度を変えながら打ち込み、どうにか細い薪を作成。
まぁこうやって手持ちの装備を応用してなんとかするのが楽しくもあります。
日没から順調に(?)冷え込んでいく中、焚き火の温もりが命綱。
もちろん夕食は焚き火BBQです。
これぞキャンプ!
さて、テントは初夏から引き続きニンジャタープ&ネストです。
(写真は夏)
インナーはメッシュの蚊帳。
つまり風を遮ることは不可能。
どう見ても冬キャン向きではありません。
しかし世の中、冬でもタープ泊という選択肢があるのだからこれでも行けるんじゃないかと。
初心者の選択ではないなと自覚しつつ、テントを買い足す余裕もないのでこのままチャレンジです。
テントに期待できない保温性は寝袋でカバーするしかない。
今回、ついに寝袋を購入しました。
リミット温度0℃の保温性能、その割に収納状態では軽量コンパクトで、かつお手頃価格。
モンベルのコストパフォーマンスは素晴らしいですね。
本当はもう1ランクあげて#2、コンフォート温度0℃にしたかったけれど完売のようでした。
気温が下がる前に確保しておくべきだったようです。
とはいえ性能を上げると嵩張ってしまうので、これで耐えれるに越したことはありません。
これにSOLエスケープライトヴィヴィを重ねて保温性向上。
マットはサーマレストZライト+クライミットイナーシャX。
保険としてカイロも持参していましたが、使わずに済みました。
風があまりなかったのが幸いだったか。
唯一冷えたのは露出している顔面。
目出し帽でも追加すれば耐えられるだろうか。でも息苦しそう。
とはいえ寒さというより寝苦しさで眠りが浅かった感じですね。
安眠を得るための試行錯誤は続きそうです。
朝、見事に霜降り。
タープは凍らないまでも結露しまくり。
しかし蚊帳の内側まではあまり落ちてきておらず、浸水せずに済みました。
メッシュ生地だけど水滴を通さないくらいには優秀ですね。
冬キャンでもこのセットで生き延びられそう。
どのみち結露を防ぐには換気する必要があるので、密閉して保温するわけにもいかないし。
ヴィヴィの内側も結露していましたが、寝袋表面の撥水性のおかげで中身のダウンまでは浸透していませんでした。
浸透していたら保温性が低下して危なかった…これが撥水性の重要な理由か。
案の定、予習というより冬本番でしたが、無事に2人ともクリア。
もう少し装備を足せば富士山周辺でも冬キャンできるか。
ただし、安眠できなかったせいもあって翌日は疲労が溜まってましたね。
帰りの運転がキツかった。
今回の経験値
・防寒はもう一工夫でなんとかなりそう。
・聖地巡礼はキャンプ場ハシゴを考えていたけれど、体力的に無理。
・焚き火まですると準備と撤収に時間がかかる。
さぁ、次は本番だ!