今回の山梨旅のもう一つの目的、白州蒸溜所。
思えば、ウイスキーにハマったきっかけは山崎蒸溜所で山崎25年を飲んだこと。
まさに目が覚めるような味わいでした。
いつかは白州蒸溜所にもと思いつつ、関西からはアクセスが良くないので腰が重かったところに、富士山キャンプに引っ掛けてGO
まずは富士山を望みつつ甲府の朝を迎える。
ただ、朝は逆光でよく見えませんね。
今回の宿は「甲府記念日ホテル」
よく考えると、富士山が見える宿には明るいうちにそこに居ないといけないので難しい。
ホテルバーは富士山ビューですが、夜は暗いので見えない。
考えてみれば当たり前か。
しかしバーで飲んだ甲州ワインが美味しかったので良し。
朝食バイキングで山梨名物ほうとう。
少しでいいから食べておきたかった。
お鍋に投入した薄餅のごとくもっちりした麺が美味しいですね。
具沢山なのも良い。
一路、小淵沢駅へ。
小さな駅を想像していたら綺麗な駅でした。
屋上の展望台からは南アルプスだけでなく富士山も見えます。
そこからシャトルバスで白州蒸溜所へ。
真っ先にショップをチェックしたのですが、白州のボトルがない!
ここでも品薄だそうで、、、残念。
直前のキャンセルに滑り込んだ工場見学ツアー。
基本工程は同じですが、ここにはスモーキーさを生むピートがある。
また、気温が低いために山崎蒸留所より小さい樽を使うそうな。
白州の澄んだ空気とともに味わう白州はよろし。
ボトルがなかった反動もあって試飲で味わいますよ。
本命は白州25年と山崎25年。
ハーフショットで各2900円。ボトルなんて見かけないことを思えば極めてお手頃。
熟成されてとてつもなく美味かった。
白州は濃厚な甘さとスモーキーさ。
山崎は口の中で花開くような香り立ち。
ともにまろやかで飲みやすく、すぐに飲みきってしまいました。
このためだけに来る価値はある。
1人一杯限定なのが悔やまれる…
色々と飲みすぎたので、特急あずさ待ちの間に小淵沢駅近くの古民家カフェ・deux chatsで一服。
このリンゴケーキ、素材の甘さが程よく活きてて美味しかった。
甘すぎないところが飲み明けにちょうどいい。
ここから約5時間の電車旅。
その半分くらい寝落ちしてました。
しかし聖地巡礼に引き続いて大満足です。
産地で味わうのもオツなもの。
木々に囲まれた蒸留所の雰囲気も良いですしね。
あーでも、また25年物が飲みたい。あれはやはり別物ですわ。
毛色の違う前編はこちら。