今日賛主義!

日々楽しく。なんか気になるコトとかなんかいいモノを集めたい。

Yohji Yamamoto 21SS-D

シーズン折り返しのD納期の見所は、麻系のコレクションアイテムですかね。

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怪人・赤コート。

鮮やかだけれど目が痛くない良い色合いでした。

ただまぁ自分が着るとコスプレっぽくなりそう。

https://www.fashion-press.net/img/news/62546/yohjiyamamoto_2021SS_019.jpg

そして当初もっとも気になっていたこのルック、、、が思ってたのと違う。

ストライプがワントーン明るくて、眼プリントもボヤけ気味。

そういう雰囲気を狙ったのか、麻を染めるとそうなるのか。

見比べると、くっきり鮮やかなデニムのプリント具合のほうがズバリ好みですね。

そこまで読み切ってくれた担当さんに感謝です。

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2021年2月を振り返る

2月は毎週、映画館に行っていた。

しかもなぜか古い作品のリマスター版ばかりという。

古くても良い作品は良い、いま巡り会えたことに感謝ですね。

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後者はクセが強すぎたけれども。

 

まことに残念ながら、今年も花粉症がスタート。

トランス脂肪酸を減らして、魚を食べる生活にシフト。

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それでも症状が抑えめになるまで1週間くらいかかったので、来年は早めに切り替えねば。

(覚えてられれば)

 

買ったもの

◯じゃばら飴

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邪払が花粉症に効くらしいとのことで、自己実験中。

気休めでもプラシーボでも、効果があればいいんですよ。

 

◯Cosmo communicator

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携帯が壊れたので行き着いたキーボード付きのスマホ

こういう変わりものほうが購買意欲が増すという持病がありまして。。。

今この記事もこれで書いています。

まだキー配置に慣れてないこともあって、フリック入力とどちらが速いかは?

ただ、キーボードがあると「何か書かなければ」という意識が生まれる。

それが重要なんです。

ちなみに旧携帯の死因は充電端子の破損。享年2歳。

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読んだ本

マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する(丸山俊一/NHK出版新書)

表題の哲学者の発言集。

民主主義は多数決ではなく「自由・平等・連帯」だとか、今の時代に何か残すには消費文化に取り込まれなければならないとか、日本はやはりアメリカナイズされてるとか。

途切れのないエッセイといった趣。

ロボット工学の石黒先生との対談も、お互いの主義主張を尊重しながらの論議が興味深かった。

もう少しまとまった形でこの人の思想を知りたいので、良い本はないものか。

 

◯日本霊性論(内田樹・釈徹宋/NHK出版新書)

関連して、日本人の気質とは?という観点で選んだ本。

宗教ではなく霊性。知識ではなく感性。

それぞれの切り口が面白いんだけど、霊性以外の話題も多く、上の本以上にとりとめのない発言から拾いあげないといけない。

不完全燃焼ぎみ。

しばらく寝かせてもう一度。

 

◯AI・データサイエンスの基礎(吉原幸伸/iTEC)

ディープラーニングの概略は知っておいたほうがいいかなと読んでみた。

おおよその仕組みと技術進化の流れはわかったようなわからないような。。。

数学的にどう処理されているのかはさっぱり。

実際に使ってみないと腹落ちしないかな。

「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選」

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フランスの人気俳優・ジャン=ポール・ベルモンド主演の8作品を日替わり上映という企画のうち、3作品を観てきました。

『ジャン=ポール・ベルモンド傑作選』公式サイト

実は名前も知りませんでしたが、どれも面白くて人気だったのもわかります。

今からみると細部が甘くどうしても作り物っぽさがあるけれど、魅力のある脚本と演出で飽きさせない。

というのが共通の印象ですね。

現代映画の進歩ってなんだろう、、、とふと思ったり。

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Yohji Yamamoto 21SS-Cとか21AWとか

C納期のスタンダードなアイテムの中で目を引くのはBACKLASHコラボ。

今回のコラボは良いですね。

これまでは「サイズ感がヨウジになったBACKLASH」という印象でしたが、かなりヨウジの雰囲気に寄ってきたように感じます。

ムラ染めライダースは単色染めよりヨウジらしいですし、

裏地がMAGICWASHデニムのGジャンはコレクションの要素が入ってきた。

何よりフードコート、これはヨウジの他のアイテムに合わせやすそう。

dearjoze.shop-pro.jp

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交通事故という毒に飲まれた者たち。「クラッシュ」

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邦題:クラッシュ

原題:CRASH

公開年:1996年

製作国:カナダ

監督:デビッド・クローネンバーグ

出演:ジェームズ・スペイダーホリー・ハンターイライアス・コティーズ、etc

公式サイト:http://crash4k.com/

 

25年前に製作されたカンヌ受賞作、交通事故に官能を見出す人々のドラマ。

なかなかないくらいぶっ飛んでますねえ。

今の時代では作れないであろう作品を観てみようというコンセプトです。

 

冒頭から主人公夫婦が合意の上でそれぞれ別の相手とセックス。

しかも両方ともベッドルームではなく。

予想以上のフリーダムっぷり。掴みはバッチリ。

その直後に主人公が交通事故に遭ったところから、新たな世界に入り込んでしまう。

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Yohji Yamamoto ランウェイを遡る

21SSと21AWで印象がガラッと変わったこともあって、改めてヨウジの過去コレクションを眺めてみようと思い立ちました。

どのくらい変わってきたのか、変わってないものは何か。

自分の感じるヨウジの魅力とは何か。

そのあたりを明らかに出来れば、今後の指針になるかなと。

www.fashion-press.net

FashionPressさんに協力いただき、データベースの一番古い2011AWから。

(ヨウジ社の経営破綻が2009年なので、そのすぐ後ですね)

買い始めたのが2019SSなので、そこから21AWまでの印象との比較になります。

 

2011AW

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基本シンプルで、柄ニットや刺繍で少し足された遊び心が程よいバランス。

https://www.fashion-press.net/img/news/1710/yohjiyamamoto_homme_2011aw_25.jpg

パッチワークは着古したイメージがあるせいか老紳士に似合う。

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と思ったら最後の方は派手な裸婦画コート!(笑

やはり基本的なノリは同じですねえ。

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2021年1月を振り返る

正月休みからまた本を読む習慣が出来た。

古本屋は楽しいですね、普通の本屋と違って売れ筋やら出版の新旧を問わず並んでいるので意外な出会いがある。

それは古着も同じか。

籤とかガチャといえばそうなんだけど、わくわく感は大事ですね。

1冊100円となれば、普段読まない分野にもチャレンジしやすいし。

 

買ったもの

Yohji Yamamoto 2021SS 

geegeebook.hateblo.jp

21AWの発表もあって、ヨウジのことばかり頭にあったような。。。

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読んだ本

・基礎からわかるナノテクノロジー(西山喜代司/ソフトバンククリエイティブ

ムーアの法則に従って今の進歩を突き進むなら、高性能化や省エネルギー化のためにナノテクは最先端になりそうです。

本書はナノの世界を観察するための顕微鏡に始まり原子の操作技術に広がり、フラーレンカーボンナノチューブという構造体、電子デバイスや人体・環境へ展開していく。

まずは見ることから始まる、というのが示唆的でした。

何事も観察眼が必要で、そこを押さえることからかな。

 

・森のめぐみ 熊野の四季を生きる(宇江敏勝/岩波新書

著者が見聞きした、天然林が残る熊野の山中での暮らしを描いたリアルな昔話。

過疎化と一括りにされる中に人の動きがあり、環境保護と一括りにされる中に植生の変化があり。

全体として印象に残ったのは「生きるために働く」ということですね。

稼ぐのではなく、もっと直接的に水を汲み山で採り作物を育てコミュニティとして結びつくような。

そのほうが生物らしいよな、と思うことはあります。

今は路傍の花には目を向けず話題に上らず、YouTubeSNSがその代役か。

 

・情報生産者になる(上野千鶴子ちくま新書

タイトルほど汎用性はなく、主に社会学系の論文の書き方について。

問いの立て方から情報収集・処理、文章のまとめ方。それを支える研究者の心構え。

東大の著者のゼミは厳しいことで有名だったそう。

これは大学入る前後に読みたかったですねえ。

理系なので直接の手引きにはならなかったとしても、当時は「論文の在り方」なんてこと考えてなかったな。

 

・鮨に生きる男たち(早瀬圭一/新潮文庫

鮨屋紹介のグルメ本ではなく、人物紹介のドキュメンタリー本。

実際に食べ歩き親交を深めた鮨職人17人の人生。

いずれも修行と独立というイベントがあるのでドラマがある。

職人の技を感じる鮨屋さんに出会いたいですねえ。

衣の次は食。

 

美味しかったもの

ウイスキー

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大阪で友人とバー探し。

ソサエティを置いてる店は品揃えに凝ってる、間違いない。