自分の人生を使い切れ。「多動力」
書名:多動力
著者:堀江貴文
出版社:幻冬舎NEWS PICKS
発行日:2017年5月30日
「多動」つながりで。
この本で言う「多動力」とは、いくつもの異なることを同時にこなす力、次から次に自分のやりたいことをハシゴする力とのこと。
「多動」を冠してはいますが、「多動日記」は名前の通りエッセイ、「多動力」はビジネス書ですね。
いかに業界の壁を飛び越え、自分のやりたいことをやるか、やり続けるか。
「3つの肩書をもてばあなたの価値は1万倍になる」
1つの分野で「100人に1人」の人材になり、また別の分野で「100人に1人」、さらにもう一つ。
その3つの肩書を掛け算すれば「100万人に1人」の人材になれる。
この掛け算は「モバイルボヘミアン」にもありましたね。
「見切り発車は成功のもと」
5年間準備に費やすよりも、見切り発車でも一年間トライ&エラーを重ねたほうがクオリティが高くなる。
毎日ランニングするより、まずフルマラソンにエントリーするべし。
ぎくり。
確かに、準備という名の足踏みは避けたい。
「一つのことにサルのようにハマれ」
バランスよくやるより、とことんハマるべき。
何か一つのことに極端なまでに夢中になれば、そこで培った好奇心と集中力が他のジャンルでも同じように生かされる。
最近ハマれてないな。。。
一か月の自由があれば、何をやりたいか?
「一晩10件以上ハシゴしろ」
グルメレビューのために1日で10件以上の飲食店をハシゴすることもあるそうです。
「そんなの無理…」と感じた矢先、「猛烈に何かを極めたければそんなストッパーなんか外して、極端なまでに詰め込まないといけない。他の人がのんびり平均的な人生を過ごしている間に、次から次へとハシゴして、ほかの人がたどり着かない高みまで登ってしまおう」と書かれていました。
ぐうの音も出ない。
「永遠の3歳児たれ」
成功している起業家やクリエイターは、好奇心旺盛な3歳児がそのまま大人になってしまったような人が多い
新しいことに興味を失ってしまえば10代でも老人、新しい刺激を求め続けるのならば60歳でも若者。
うん、いつまでも成長し続けたいものです。
ざっと読みましたが、あまり「多動」関係ないような。。。
いつもの堀江氏のビジネス書、という印象です。
既成概念に縛られるな、自分の時間を生きろ、とにかくやれ。
「ベストセラーはコピペ本」と本書の中でも書かれていますが、その通り。
とは言え、モヤモヤと感じていることをズバッと書かれると刺さりますね。
さぁ、大事なのは次のアクションだ。