今の会社の働き方改革がしっくりきません。
某電〇の一件以降、ご多分に漏れず労働時間短縮の波が来ております。
残業時間の削減、有給取得率の向上。
ただ、、、どうにも個人の自由を削っているように思える。
例えば有給取得率向上のための取得奨励日の乱発。
その数たるや、年間有給休暇の半分以上。
今年に至ってはGWを飛び石にして隙間に有給使わせられるという。
やり方がセコイ。
個人の自由に休める日を減らしておいて取得率向上とはこれ如何に。
まぁ自由にさせていたら有給取ってなかったのも悪いのですが。
それでも、本末転倒甚だしい。
例えば強制定時退社。
水曜日は定時の日です、帰りましょう。
いや、負荷の波をそうそうコントロール出来たら苦労しません。
そして、残業は許さないが早朝から会社に出るのはOKという謎の風潮。
ただ一方で、その強制力の効果が出ているものもあります。
20時以降まで残業する場合は上司の許可が必要、それをクリアするのがなかなか面倒くさい。
その手間が壁になって仕事を切り上げる。
…なんだ、やれば出来るじゃないか。
いま振り返ると、昔は何故遅くまで残業できていたのか不思議に思います。
やむにやまれずたまに遅くまで残業するとかなりツラい。
良くも悪くも習慣の力は強いものですね。
だがそれでも。
仕事(作業)が減るわけでもなく、ただ効率よくこなせってどういうこと。
「お前らダラダラ仕事してただろ、そこ何とかしろ」とでも?
結局は、会社の体面としての数字目標を押し付けているだけ。
実のところは会社イメージ保護と固定費カット。
働き方が良くなっているわけではない。
何とかその枠の中でやりくりしたら「ウチの会社は従業員フレンドリーです」となるのか?
全くもって納得いかない。
(そのくせ13連勤+12連勤とかやらされているのが特に)
働き方改革は会社主導ではなく個人主導で起こさねばならない!
個々で業務内容も仕事環境もプライベートも異なるのだから、最適な働き方は自分で見つけないと。
会社の決めるワークライフバランスではなく、自分にとってちょうどいいバランス。
「サラリーマンってこんなもの」というイメージがあるけれど、それに捕らわれる必要はない。
ストレスフリーで気兼ねなく自由な時間を満喫するため、生産性を上げる。
そう思うと、今の会社システムの中で工夫するだけでなく、自社の商品やサービスから逆算して最適なシステムを考え直したほうがいいのでは。。。
さすがにそれは今の権限では無理か。
だけど考えてみるのも悪くない。
ある意味で、自分の人生の再設計。