温泉に入るだけの旅もいい。
どこに行くとか何を見るとか、計画せずに。
ただただ温泉宿でゆっくりするだけ。
早めにチェックインして、あとは食事、風呂、就寝。
温泉というだけで良いけれど、露天風呂は格別だ。
湯気の溜まった屋内とは違い、空気が良い。
特に冬。
脱衣所から外に出て空気の寒さに少し震えつつ、熱い湯に浸る。
一度冷えた体が温まるとき、なお幸せを感じる。
冬の布団も同じだろう。
はまりこんだら最後、出たくなくなる。
景色も重要だ。
裸をさらすとはいえ、塀に囲まれたところはつまらない。
そこは自然の中が良い。
見渡せば木々が伸び。
下方から聞こえてくる川のせせらぎ。
そう考えると、山の中の温泉郷に限るかもしれない。
新緑や紅葉の季節も宜しい。
何故こんなに気持ちいいのだろう。
癒しの情報量が多いからか。
全身の肌感覚に加えて、視覚と聴覚も訴えてくる。
全てが包まれるような。
いや、それとももっと…
………
……
そう考えるのもやめたくなるくらい、癒される。
理屈なんてどうでもいいや。
ただ、この時間を楽しもう。
今回の宿は「ホテル華乃湯」
【公式サイト】仙台 秋保温泉|ホテル華乃湯 美食と湯めぐりの宿
内湯を含めて4つのお風呂が楽しめます。
個人的なオススメは、やはり川の湯。
次点は7階から見渡す展望風呂。
いずれにしても日が暮れると何も見えないので、夕方か朝がいい。
朝風呂でハシゴすると、既にその日は何もしたくなくなるくらい。
仕事の前日に泊まるのはオススメしません、本気でやる気なくなるから(実証済)