アウトプット力が低いと自覚しているが、何から手をつけていいかわからない。
そこでこのタイトルに目を付けたのですが、冒頭で「この本を手にしている時点で、インプットしすぎである」と断じられます。
インプットはもう充分、沈黙せずアウトプットすることで自分を成長させていく。
書く・話す・プレゼン・雑談、果ては見た目もアウトプットとして、著者の考える方法論がまとめられています。
著者のように個人で勝負する場合は特に、自分を表現するアウトプットが重要なのだろうと思います。
とはいえ、自分の強みを見つけて活かすためのアウトプットが必要になることでしょう。
中でも今の自分に必要なのは「書く」アウトプット。
長さは800字、それを100字×8ブロックで構成するのがコツとのこと。
例えば書評であれば、
1.本の印象の紹介
2.読者の想定
3.中身の紹介(1)
4.中身の紹介(2)
5.具体的な中身の紹介(1)
6.具体的な中身の紹介(2)
7.著者の紹介
8.なぜこの本を取り上げたかダメ推し
確かに、つらつらと書くより枠を決めるほうが、書きやすく読みやすいように感じます。
また、ブログを書くことはプレゼンに通じるものもあると思います。
「つかみは写真」「スライド(写真)1枚あたり300字」「主題以外のネタも散りばめる」あたりも活用できそう。
他にもアウトプットのためのインプット術など話は多岐にわたり、ノウハウ系ブログ記事をまとめたような印象でした。
色々と組み合わせて、自分のアウトプットを生み出していきたいと思います。
書名:黄金のアウトプット術
著者:成毛 眞
出版:ポプラ新書
発行日:2018年4月9日