毎年のことながら春先は憂鬱です。
そう、花粉症。
目のかゆみに鼻水鼻づまり、そのせいで頭はボーっと。
目ヤニが出すぎて朝起きた時にまぶたが開かなかったり、出かけるときはティッシュを多めに持たないと不安だったり。
とにかく憂鬱の一言です。
しかし薬は症状を抑えるだけ、本質的に解決する方法はないものか。
というところで見つけたのがこの本。
「花粉症が治ったよ! マンガでわかる体質改善」
タイトル通り、マンガで花粉症の原因から対策まで網羅されています。
絵は少々荒いですが、内容は簡潔でわかりやすい。
それも実際に花粉症を治した実績のある食餌療法に基づいているとのこと。
まず、花粉症の原因はリノール酸(オメガ6)と説きます。
花粉が多いのも問題ですが、体内に花粉に反応して炎症を起こす物質が多いのも問題。
それさえなければ、花粉注意報が出ていても平気というわけ。
リノール酸を多く含むもの:
こいつらが諸悪の根源か。
加工食品の材料表示によく書かれてますね。
現代の食生活には相当量に入り込んでいると思われます。
菓子パンやスナック菓子は論外として、一見含まれなさそうなものでも簡単にコクを出すために使っているかも。
一方で、リノール酸の働きを抑えるのがα−リノレン酸(オメガ3)。
これを体内に増やすことで、花粉症を治せるということ。
つまり、解決法は「リノール酸を排除してα−リノレン酸を摂取する」。
それだけ。
α−リノレン酸を多く含むもの:
魚(まぐろ、さば、さんま等)、亜麻仁油、えごま油
とにかく魚を食べる!
とはいえサラダ油が使われていそうな揚げ物は却下。
加工していない刺身が一番のようですが、毎日ともいかないので焼き物か煮付け。
しばらくこの理論に基づいた食生活をしてみます。
栄養バランスより植物油の有無を優先。
まず花粉症を治さないと健康じゃないですからね。
何事も実験あるのみ。