新商品が出るたびにYohjiYamamotoを覗いてしまう、ある意味で美術館に通うような気分。
今回(少し前)のデリバリーの注目は、ランウェイで気になっていた金ボタン系アウター。
ボタンには波戸場承龍氏の家紋デザインから5種類ほど、そこに山本耀司氏の顔が混じっているのがご愛嬌。
写真で見た印象ではギラギラしてコスプレ感が出るかと思っていましたが、落ち着いた輝きで合わせやすそうでした。
下手に個性的なカッティングのアウターより使い回しやすいのでは。
ただ、着てみてわかったのですが結構重い。
特に胸元と袖口にボタンが連なっているアイテムはズッシリきますね。
ウールギャバの生地ではこの重さに耐えられないそうな。
その重さが良いと取るかストレスと取るか、、、試着だけではなんとも言えない。
わかるのは、この後に控えているデカボタンシリーズはさらにヘビーになると。
間違いなく格好良いんですが、さすがに20〜30万超えてくると覚悟がない。
気を使いながら着るのも無理。
現実的に、手持ちで足りないアイテムは靴か鞄か…と思っていたところに出会ったこのアイテム。
まさかのロングブーツ。
単品で見るとやはりインパクトが強いですねえ。
実際、試着するのに抵抗があったくらい。
しかしコレが予想外にしっくりきてしまったのですよ。
パッと見はゴツいのですが、縦横の比率でいうと細身に作られています。
また、レザー部分が少ないこともあって軽量。
普通の紐パンツをブーツインするだけで今シーズンらしいシルエットに。
ナポレオンコートと合わせれば完璧ですね。
正直、基本アイテムの割に持て余し気味だった紐パンツを活かせるのは嬉しい。
紐パンツ以外にも手持ちのパンツをブーツインしまくれます。
胴が長いので春〜夏のクロップドパンツですらインできてしまうという。
逆にインせずにフルレングスのパンツの中に入れてしまえば、胴が長くても傍目にはほぼ気にならない。
先のラップパンツと合わせれば、爪先の白が噛み合いそう。
こう、手持ちと体型に噛み合うアイテムは買ってしまいますね。
シーズン関係なく間違いなく使うでしょうし。
出費しすぎの自覚はあるのですが、、、というか、出費しただけでまだ着れてないから全く費用回収できていない問題。
とにかく涼しくなるのが待ち遠しい今日この頃です。
そうそう、ヨウジヤマモト京都伊勢丹店はかなり広くなってましたね。
スーツや小物類といったアイテムも増えていますが、ゆったり陳列されていて見やすい。
うっかり長居してしまいそうな空間です。
ただ、鏡の位置が分散してるともっと合わせやすいかな。