久々の在来線の旅として、尾道へ行ってきました。
片道3時間以上かかりましたが、ゆっくり旅の計画を立てながらなので意外と気にならず。
今回のきっかけは「尾道灯りまつり」というイベントを見つけたこと。
尾道各所に手作りのぼんぼりが並ぶ、いわば地域参加型アートイベントでした。
いつものように到着してすぐ昼食から。
尾道グルメと言えばラーメンが思い浮かびますが、ラーメンはあまり好かないのでスルーして広島焼…じゃなかったお好み焼きをいただきます。
商店街の奥の方、「かぎまさ」さんの肉玉唐麺。
名前の通り唐辛子を練りこんだ麺を使っており、程よいピリ辛さが新鮮な味わいでした。
気さくなご主人とのお話も楽しい。
日中は商店街や猫の細道を散策。
雑貨屋やカフェが多くて目移りします。
しかし、これだけの数の店舗がやって行ける市場規模ってどのくらいなのだろう。
観光客が多いのは確かだけれど、地元のリピーターも多いのだろうか。
そんなことを考えながら辿り着いた千光寺周辺からの眺め。
違った、これは市立美術館の展示作品。
現代アートはよくわからないけど、こういうミニチュアは好きです。
海と山に挟まれた街。
日が暮れると今回の目当ての灯りまつり。
多数のぼんぼりが寺社の境内や参道に並べられています。
公式サイトによると約34000個とのこと。
これらぼんぼりを覆う紙は地元の子供たちが描いたもの。
イラストだけでなく、染めだったり好きな言葉や歌詞だったり、趣向を凝らした内容です。
その並べ方もそれぞれに凝ってましたね。
自分や友達のぼんぼりを探し歩くのも楽しそう。
祭と言っても露店は見当たりませんでしたが、大人が酒飲んで騒ぐのではなく子供が主役。
色々とクリエイティブで、個人的にはアートイベントと呼びたい。
相応にエリアも広いのですが、今回歩いたなかでのオススメは西國寺ですね。
さて、ぐるりと巡った後は1832年創業の老舗「宮徳」さんで夕食。
酒も肴も美味しいのですが、極めつきは創業以来の名物・せいろすし。
(写真はハーフサイズ)
小海老のそぼろ、錦糸卵、椎茸、穴子。
程よい甘さが酒のシメに最高です。
翌日からは早々に次の「尾道ベッチャー祭」の準備に入っていました。
毎年11/1〜3に開催されている奇祭だそうで、今年はちょうど金土日。
商店街も見きれてないし、横道にも面白いお店がありそうだし、また来たいものです。