暖冬とはいえ、寒風が吹き始めてアウトドアも億劫になってきたこの頃。
しかしこのままじゃイカンと、スロースタート+脚力チェックがてら久々のゆるハイクです。
JR宝殿駅をスタート、住宅地を30分ほど歩いて生石神社へ。
ここには日本三奇の一つ、「石の宝殿」があります。
一辺6mくらいの巨石。
下部が内側に削りこまれているので、まるで水面上に浮いているように見える。
誰が何のために作ったのか謎。
下部は繋がったままらしく、岩山から切り出す途中だったのでしょうか。
ちなみに三奇の残る二つは、高千穂山の天の逆鉾(宮崎)、塩釜神社の塩釜(宮城)とのこと。
ついでに裏山に登るとなかなかの眺望。
標高60mほどと低いものの、木々もなく周りが低地なのでかなり見渡せます。
東屋もあるのでピクニックがてら登るのも良さそう。
吹き抜ける風に一気に体が冷えたけども。
石切場を抜け、加茂神社の裏手から整備された階段を登って観濤処。
デカすぎて最初は見落とした、江戸時代に刻まれた何某か。
この辺りは古代から石を産出しているそうで、石絡みが多いもよう。
ここからは木々が迫る狭い稜線。
人ひとりが十分に通れる道ですが、雨上がりだと泥濘んで危なそうではある。
突然池があったりも。
しかし危ない所にはロープが張られているので安心です。
うってかわって開けた竜山山頂から。
こちらも360°見晴らしが良いですね。
下山して住宅地を抜け、米田小学校の裏手に回ると、、、
宮本武蔵生誕の地。
またデカい石碑だな。
こちらは兵庫県高砂市にありますが、同じ兵庫県加古川市や岡山県美作市も生誕の地に名乗りを上げているそうな。
やっぱり。
石の宝殿〜竜山はハイキングにはちょうど良いルートでしたね。
登った先の眺望は重要です。
宮本武蔵は、、、まぁ土産話にはなるかな。
今回の気づき事項
・特に登りは、登り道しか見ず周りを見てない傾向
迷わないためには後ろを振り返って景色を覚える癖をつける
・冬でもやはり汗抜けの良い服は必要
木がないと風が強いのでウインドブレーカーも必須
少しずつ体感してブラッシュアップしていく方針です。
関西の冬山は、夏の日本アルプスの予行演習にちょうど良いそうですし。