Yohji Yamamoto 21SS-Eとか21AW先行とか
Yohji Yamamoto 21SS E納期の注目は墨染めリネンのシリーズ。
【POUR HOMME】Rinen jacket collection. ■パーツ釦留めリネンコート ¥310,000+tax ■左釦あきリネンジャケット ¥124,000+tax ■パーツ釦留めリネンジャケット ¥178,000+tax #yohjiyamamoto pic.twitter.com/OELz9Attk2
— ヨウジヤマモト名古屋PARCO (@yohjiyamamotonp) 2021年3月21日
ルック写真で見るより明るいライトグレーで春夏らしい感じ。
このロングコートは着丈がかなり長いのですが、色合いのおかげで圧迫感はなかったかな。
ただやはり眼ボタンの存在感がね…
インナーのセットアップはざっくり着れて使い勝手良さそうでした。
でも地味にならないように着こなすのが難しいかも?
あとは前評判で人気だったらしいこのリネンのセットアップ。
お求めやすい価格設定というのもありそうですが、明るい色の麻の軽やかさは新鮮ですね。
ライトベージュというかオフホワイトというか。
普段ヨウジを着ている人にはかなりのイメージチェンジかと。
しかし眼プリントもそうだけど、全体的に写真で見たよりワントーン明るい印象。
公式写真はもっと正確であってほしかった。
とはいえ次の21AWはそもそも黒っぽいので影響ないか。
その21AW、一部受注生産というアナウンスがありましたね。
気になっていた3ルックのうち2つもその対象になってしまった。
ただ受注生産のほうが、見込み生産より売れ残りリスクを織り込まないぶん価格が下がるらしいです。
(やはり適正価格は定価とセール価格の間くらいか…)
一番問題なのは、完全受注生産ゆえに実物を見る機会が今後ないということ。
というわけで、勇んでサンプルを見に行ってきました。
まずこのレザージャケット。
やはり革質からしてカッコいい、肉厚だけれど靭やかでツヤやか。
襟の周りにあるのはファスナーで左右に分割されたフード。
フライトジャケットにある構造ですね、ヘルメットに干渉しないための。
それをフロントまで持ってきているのが他にないところです。
しかしこのフードが思った以上にクセ者で、分厚い革の板で表情が硬い。
こなれたら変わるかもしれないけれど、こんな別パーツはなかなか馴染んでいかないだろうし、、、
そのフードを取り外すとシンプルなスタンドカラージャケットになるのは良い。
ただそれはカテゴリー自体のカッコよさであって、ヨウジらしいかというと悩ましいところ。
「エレガントなパンク」シリーズからはこちら。
少し薄めのウールフラノが扱いやすく、メタルパーツもギラつきすぎず程よい分量。
基本はハーフコートのようにゆったりめですが、フックで身幅を調節できてなかなか切り込んだシェイプになります。
並んだアクセサリが実用性を兼ね備えたデザインというのがイイですね。
あと価格もまだ現実的。
一番トガッてるこのルックも、やはり着てみると盛り盛り具合が楽しくなってくるから不思議。
シルバーのバックルの動作の滑らかさがすごい。でもフロントを止めるのはめんどい。
確かにいいものなんだけど、今から秋冬を考えるのがなかなかツラいところ。
注文したら今期終了確定、かつシーズンスタートのワクワク感が目減りしそうなんだなー。
やっぱアレが良かったとかこっちにすれば良かったとか、、、いやそれはいつものことか。
あと来期はシェレビのブーツと短靴もあるらしいので気になる。
うーむ。