もう4月も終了ですよ…
2021年末から海外出張に行き、帰国後そのまま入院しまして、、、
1年の3ヶ月を失いました。
5月半ばの現時点、ようやく退院しまして体力を戻しつつ社会復帰中です。
脳に病巣が見つかり、2ヶ月半経っても病名が確定しないままで、詳しい話は何もできないのですが、、、
取りあえず五体満足なところまでは回復したので、幸いと言いましょうか。
健康は大事だとか、日本の医療体制は素晴らしいとか、色々なことを考えるきっかけになりました。
えらい目に遭いましたが、無事(?)に回復したので結果的には良い経験にはなったかなと。
ここで人生の再スタートです!
その前に、入院中に読んだ本をざっとまとめておきます。
読んだ本
・イムリ(三宅 乱丈/ビームコミックス)
とある星、魔法のような力を使える種族たちの歴史・組織を舞台としたSFファンタジー大河ドラマ。
登場人物の思想を丁寧に描き、大転換もあるよくできた構成。
全26巻、じっくり味わうのがオススメ。
・再び話せなくなる前に 小児科医の壊れた言語脳(秋津じゅん/星和書店)
失語症になった小児科医ご本人による手記というか記録。
自分も病気のせいで軽い失語症になったこともあり、コミュニケーションが取れないもどかしさとかに共感しました。
自分の脳に何ができて何ができなくなっているのか、自分で考えるきっかけになりました。
見た目にはわからないし、自分で考えるしかない。
失語症になった状況を克明に描写している本は他にないだろうし、非常に貴重。
タメになったけれども、失語症になってなければ読まない本だろうな。。。
・デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士(丸山正樹/文春文庫)
手話通訳者を主人公とした社会派サスペンス。
いわゆる社会派小説とされているより遥かに、他にないような切り口で描き出している。
テーマも構成も良いんだけど、とっつきにくいテーマなのは確か。
誰かにオススメはしにくいな…色んな本を読みたいタイプなら是非。