今日賛主義!

日々楽しく。なんか気になるコトとかなんかいいモノを集めたい。

2022年4月を振り返る

もう4月も終了ですよ…

2021年末から海外出張に行き、帰国後そのまま入院しまして、、、

1年の3ヶ月を失いました。

5月半ばの現時点、ようやく退院しまして体力を戻しつつ社会復帰中です。

脳に病巣が見つかり、2ヶ月半経っても病名が確定しないままで、詳しい話は何もできないのですが、、、

取りあえず五体満足なところまでは回復したので、幸いと言いましょうか。

健康は大事だとか、日本の医療体制は素晴らしいとか、色々なことを考えるきっかけになりました。

えらい目に遭いましたが、無事(?)に回復したので結果的には良い経験にはなったかなと。

ここで人生の再スタートです!

 

その前に、入院中に読んだ本をざっとまとめておきます。

 

読んだ本

イムリ(三宅 乱丈/ビームコミックス)

とある星、魔法のような力を使える種族たちの歴史・組織を舞台としたSFファンタジー大河ドラマ

登場人物の思想を丁寧に描き、大転換もあるよくできた構成。

全26巻、じっくり味わうのがオススメ。

 

・再び話せなくなる前に 小児科医の壊れた言語脳(秋津じゅん/星和書店

失語症になった小児科医ご本人による手記というか記録。

自分も病気のせいで軽い失語症になったこともあり、コミュニケーションが取れないもどかしさとかに共感しました。

自分の脳に何ができて何ができなくなっているのか、自分で考えるきっかけになりました。

見た目にはわからないし、自分で考えるしかない。

失語症になった状況を克明に描写している本は他にないだろうし、非常に貴重。

タメになったけれども、失語症になってなければ読まない本だろうな。。。

 

・デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士(丸山正樹/文春文庫)

手話通訳者を主人公とした社会派サスペンス。

いわゆる社会派小説とされているより遥かに、他にないような切り口で描き出している。

テーマも構成も良いんだけど、とっつきにくいテーマなのは確か。

誰かにオススメはしにくいな…色んな本を読みたいタイプなら是非。