初めてのVR HMDとしてiWear ビデオヘッドフォンを購入しました。
RIFTやVIVEといったVR専用ギアには劣る性能のようですが、いまのPC性能も考慮するとちょうどいいかと思いまして。
また、バッテリー内蔵で3時間くらいケーブルレスで使えるのが強み。
公式サイトのPVでは、電車内で取り出す女性の姿も。
時代を先取りしてるな。。。
まずセットアップ
何かする前に、バッテリーが空なので充電。
PCのUSBからだと全然進まなかったので、ACアダプタを繋ぐほうがいいです。
USB&HDMIを抱き合わせたケーブルの長さは約1.5m
電源ケーブル(約2m)はその先に繋がるので、合計すると壁際からでも距離は十分かと。
一方で入力ケーブルはその1.5mなので要注意。
頭を動かすことも考えると、あまり遠くまでは届きません。
PCに繋いで電源を入れると、自動的にドライバがインストールされます。
その際に「端末が認識できません」のようなメッセージが出て焦りましたが、特に何事もなく使えるようになりました。
そもそも、端末が繋がったからドライバのインストールが始まったのでは。
この時点で、外付けモニターのように2DのHMDとして使用できます。
2mほど先に30インチモニターがあるような感じでしょうか。
相対的には、小さめの映画館でスクリーンを見ているのに近いかも。
残念ながら解像度は1280x720とフルHDに届きません。
ヘッドフォンの音質はなかなか良い立体感。
DVD画質で鑑賞するならOKかな。
Blu-rayを観るには力不足。
眼鏡族の装着感
隙間を埋めるカバーをつけても眼鏡の上から装着できます。
ただし、大きめのウェリントンとかだと厳しいですね。
気になったのは、ヘッドフォンの圧迫。
閉じる力が強めで、耳が眼鏡のツルとヘッドフォンに挟まれて結構痛い。
まぁここが緩いとズリ落ちかねないので、やむを得ないところでしょうか…
そのままだと下方が覆われていないので丸見えですが、キーボード等を使うには適しています。
スタバでPC筐体持ち込んでの作業も可能。
周りにどんなリアクションされるか一度試してみたい気も。
VRのためのセットアップ
ここからVRのための準備です。
さらに公式サイトからVR Manegerをインストール。
クイックマニュアルを見ながら、キャリブレーションしていきます。
HMDを手に持ち、ヘッドフォンを開いてグルグル。
ピッチのメーターだけ95%から上がりませんでしたが、気にせず次へ。
床に置いたり、頭につけてゼロ点をセットして。
正解がイマイチわからないけど、とりあえずそのままGO。
うまくいかなかった時に考え直す方針です。
You tubeでVR動画を見る
PCでVRを楽しむにはもう一手間かかります。
You tubeにVR動画はありますが、通常のプレーヤーではこのHMDでVRとして見れません。
そこで、さらに公式サイトから「Asuka vision」をインストール。
見たいYoutubeのURLを直接入力(!)して読み込み。
さらに解像度が落ちた感じ。
覗いてみえるPC画面のほうが解像度高い
片目ずつ投影しているから、実質的に半分の解像度に落ちているからか…
あと操作性がふた昔前のフリーソフト並。
動画の読み込みにURLをコピペするのが面倒。
一時停止や巻き戻し機能が見当たらない。
なかなかのストレスです。
STEAMでVRゲームにも対応しているのですが、この解像度ではやる気が出ない。
でもせっかくだから無料体験版を試してみようか。
総評
どちらかというとPCの外付けモニターがメインで、VR機能はオマケという印象。
スマホとVRゴーグルの組み合わせのほうが楽かな…
こちらのほうが視野は広いのですが。
ともあれ、この新しいデバイスをどう活用できるか、試してみようと思います。