今日賛主義!

日々楽しく。なんか気になるコトとかなんかいいモノを集めたい。

毎朝の卵かけご飯はカラダに良くない?

ほかほかご飯の中央に窪みをつくる。
卵をコンッと割り、落とす。
ど真ん中に綺麗におさまると気持ちがいい。
醤油を少し垂らす。
多すぎては辛く、少なすぎては淡泊。
手首の動きが肝要だ。
そしてラストスパート。
抑えきれない食欲を箸に込めて、混ぜる、混ぜる、混ぜる。

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そんな卵かけごはんが好きです。
美味しいし、お手軽だし、栄養も良さそう。
 
まさかそれがカラダに良くないなんて、初めて知りました。
 
問題点は大きくわけて2つ。
 

1.白身の成分の問題

卵黄にはビタミンBの一種であるビオチンが含まれています。
一方で、卵白に含まれるアビジンという成分。
この2つが混じると、ビオチンの吸収が阻害されてしまう。
卵は健康に良いと思いきや、実は栄養が摂れていない。
ちなみにビオチン欠乏症なる病名があり、その症状は
・倦怠感、疲労感
歯周病の悪化
・血糖値上昇
・抜け毛
等々。
 
ビオチンは熱に強くアビジンは熱に弱いため、加熱すればビタミンだけ摂れる。
しかし加熱前に混ぜてしまうと意味がない。
てことは出し巻きやオムレツもダメ、目玉焼きはOKと。
 
 

2.鮮度の問題

日本の卵は生で食べれるとは言いますが。
実際問題、食中毒もいくらか出ているようです。
スーパーに並んでいる卵に表示される賞味期限は産み落とされた日で決まるわけではありません。
あくまで、商品としてパッケージされた日で決まる。
つまり、鮮度に関わらず設定できてしまうということ。
良く言われる話として、スーパーの特売日に目掛けて鶏が卵を多く産むわけがない。
同じ日に同じ賞味期限で売られていても、産み落とされた日は違う。
 
 

結論

…とは言え。
 
1.は直ちに体に悪影響が出るものではありません。
そもそもきっちり栄養評価して食事していませんし。
ビタミン摂取を卵だけに頼るのもどうかと。
 
2.についても、余程の悪条件で出荷しないと食中毒になることはないでしょう。
生で食べるのは買ってすぐにしておけば大丈夫。
たぶん。
 
これだけ書いておいて、結論は「それでも食べる」。
悪いかコノヤロー。
 
あ、でも白身は抜いて食べようかな。