今日賛主義!

日々楽しく。なんか気になるコトとかなんかいいモノを集めたい。

Yohji Yamamoto 2021SS シーズン初め

さー始まりました2021SS「戦士」の季節。

B納期は無地ギャバ版のアイテムがメイン。

眼ボタンが目立ってましたが、ボタン開閉のシルエット可変構造が思っていた以上に面白い。

細身に作られていても、各所を開ける事でクリアランス広げて着やすくなったり。

いろんな体型の人が着れる点で「究極の既製服」とされています。

さらに開くだけでなく、一部を取り去って例えばジャケットがベストのようになったりも。

どこを開けて何を見せるか考えるのが楽しいですね。

 

しかしよく作ったなー。

開閉分解できるとなると位置合わせが難しそう。

縫製技術を注ぎ込んで、それを取ってつけたわけじゃなくデザインに落とし込む巧みさはヨウジの魅力の一つだと思います。

「こんなん作ったけどどうする?」と問うてくる感じも好き。

 

ただコンセプトは面白いんだけれども、さらっと着るには向いてないかな。

無地ギャバであっても、やはりボタンがうるさく感じるし。。。

で。

どうせさらっと着れないなら、これくらいパンチがあっても良いよね。

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というわけでオススメに乗っかってLOOK16の眼プリントのセットアップを購入。

担当さんの提案は、好みに合ううえに着回しが効くんですよね。

自分の好みに(だけ)従うと、アイテム自体は好きだけどコーディネートが固定されがちという難点が。。。

 

見た目でわかりにくいですが生地はデニム。

その裏地にプリントして表側に持ってきてるんですかね。

これが黒に合わせると引き立つ色味なんですよ。

実際は写真より緑寄りなので、遠目に前から見ると迷彩やボタニカル柄のような印象かも?

背中側は思いっきり眼ですけどね。

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柄のおかげで開閉用のボタンが目立ちにくいのもよろし。

ジャケットなんて首元から袖までパックリ開きますからね。

袖が外れるのはまだわかるけど、袖を縦に割る構造はどう縫ったのやら。

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パンツも秀逸で、おそらくこちらの方が出番が多そう。

裾のボタンの閉じ方でシルエットに変化をつけられる。

この柄もあって上半身が黒シャツや黒Tという薄着になった時に活きるはず。

 

しかし、セットアップでまとめ買いしたのもあって過去最高の支払いだったかな。。。

まぁメイドインジャパンで、生地と縫製にこんな手間かけたら値段上がるのは確か。

ちと躊躇したけど、考えてみたら毎シーズン合計したくない額使ってるから一緒ではある。

ちらっと21AW見てから決めようかと日和かけたのですが。

結果的には、21AWもまた黒ばかりなのでここで柄モノ押さえて良かったと思いますね。

早々に黒コートの下に差し込んで着ていきますよ!

 

 

ちなみに他のアイテムについての感想。

注目はラップドレス。まだイメージ湧かないけど持ってるといずれ活きそうな予感。

ただしギャバ版はほとんど予約完売。

マジックウォッシュのデニムは、イメージしてたより淡くて黒に合わせると浮かび上がる印象。

馴染ませるなら2アイテム投入したい。でも高い。

一方でノーチェックだったボタン開閉のパンツのシリーズは、シルエットの変化が春夏の着こなしに良さげ。

なのでウールギャバよりトリポリかリネンで良いのがあれば。

ってところでした。