なぜヨウジヤマモトを選ぶのか。
「布を纏う」感じが今の気分なんですよね。
特にロング丈、ドレープ重視で下に下に流していくのが好きです。
メンズでこの感じを出せるブランドを知らない。
丈が長くても、綺麗な落ち具合が出ないんですよね。
世の流行とか関係なく我が道を行っているのも面白いところ。
源流が変わらないから、シーズンを超えても合わせられる。
逆に20SSの短パンは、ヨウジの流れの中では珍しいけどヨウジである意味はなかったかなと若干後悔があったり。
ココじゃないと味わえない部分を追求したいですね。
そう、ココじゃないと作らなさそうなものを。
というわけでタイトルの通り、例のニットを買っちゃいました。
いやー、やはり新鮮なコーディネートは楽しいですね〜。
百貨店の15%オフ優待期間まで残っててくれたので、これはもう縁があるということですよ(自分への言い訳
まぁあそこはスタッフさんが「これはイケる」と踏んで多めに発注したそうです。
手編みで作ってから手でバラした上に手でペイントしているので、けっこう個体差がある模様。
前に試着したときは背面の浮き具合が気になったけど、今回はもう少し落ちているように見えます。
見慣れただけか、何度か試着されて柔らかくなったという可能性もあるけれど。
魅力は前回の記事でつらつらと書きましたが、何よりジャケットの上に着れるというのがポイントですね。
ヨウジの場合はジャケットが大きめなので、その上にコートを羽織るのが難しい。
基本的にジャケットとコートは択一、気温に合わせてその素材を変えると考えています。
そんなところに、このニットはジャケットに足せるというのが新鮮。
腰上にボリュームがある独特なシルエットも面白いし、体温調節もしやすい。
例えていうと、やはり袖のあるマフラー。
特にこのモデルは首元をボタンで開閉できるからさらに便利。
(人気の青ニットはタートルなのでいろいろ難しそう)
気温が下がってきたので早速着てみましたが、ジャケットコーデがさらに楽しくなりますね。
屋内を歩き回るとちと暑かったけれど、袖だけ抜くとか脱いで肩掛けするとかで調整可能。
シルエットの独特さは、考えてみたら黒くて幅も丈もデカいいつもの感じでも、一般からしたら十分独特かと(笑
話は変わりましてDelivery F。
気になるコレクションアイテムは、生地切替&刺繍糸たらし&ペイントのジャケット。
これが見た目の割に軽くて暖かくて着やすい。
いやまぁ40万くらいするので決して気軽ではないけれど。
黒コーデに足すだけで、良い感じにモノトーンのグラデーションになるのが魅力ですね。
ルック通りのロングニットのコーデも好きなんですが、難点は前述の体温調節。
暖かい屋内に入った時にどこまで脱ぐの?という問題が、、、ニットまで脱ぐと薄手のカットソーくらいしか残らなさそう。
さて、今後の11,12月はボルドー・ネイビー・カーキの冬物アウター(モッサやビーバー)が出るそう。
ボルドーの発色が気になるところ。
今期はモノクロ以外のアイテムも豊富ですねえ。
コレクションアイテムの振り幅も広いし、あらゆるユーザーに刺さってそう。
というか、いろんな着こなしをしたい自分に刺さりすぎて財布への打撃が甚だしい…