今日賛主義!

日々楽しく。なんか気になるコトとかなんかいいモノを集めたい。

ブロックテックパーカを雨具として実地試験してみた。

雨にも負けないアウターが欲しい。
しかしホームセンターで売ってるようなレインウェアは蒸れるし、日常で着れるデザインではない。
かといって、本格的なアウトドアウェアは高価で、傷めたくなくて気を遣う。
素材としてはゴアテックスがベストなんでしょうけどね。
 
そこで。
今回取り上げるのはユニクロ
近頃のファッションの流れに乗ったのか、スポーティな服も揃っています。
その中にはゴアテックスの類似品、ブロックテックも。
ユニクロは安価な割に素材は良いし、街着でも使える。
その性能を実際に評価するため、雨の外仕事で試してみました。
 

何故いまブロックテックパーカなのか

防風・防水・透湿素材を使用したマウンテンパーカ。
2017春のモデルチェンジで、それ以前のモデルより軽量化。
かつ、当初7,900円から現在5,900円に値下がりしてお得になりました。
 
そして。
2017秋、あのユニクロマークが消えました。
片隅にあった■■マークがなくなった、これは大きい進化です。
ユニクロに限らずブランドロゴは好きじゃないので。
 
ただし、2017年10月現在、店頭にはマーク付きの旧版とマーク無しの新版が混在しているので注意が必要です。
私が買ったところはランダムに陳列されていました。
Lはマーク無しだけど、その後ろのXLはマーク付きというような罠。
オンラインストアでは区別されており、商品写真に■■マークが写っているのが旧版。
 
 

今回の購入品、敢えてのオーバーサイズ

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サイズ:XL
カラー:グレー
こういうタイプでは珍しいグレーを選択。
アウトドアメーカだと黒や派手色が多いところ、普段使いしやすいカラバリです。
 
172cm/55kgの自分にはSサイズでジャストフィットでしたが、雨具として使う前提でオーバーサイズしてみました。
試着してみて、2サイズアップのLでもオーバーサイズで着こなすにはOK。
どうせなら振り切ってみようと思い、3サイズ上げてXLに。
スーツの裾もギリギリ出ない。
(職種によっては無理でしょうが)
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ユニクロ価格であれば冒険もしやすいですね。
ばさりと羽織ると良い感じ。
ただし、前ファスナーを開けて着ると肩からずり落ちそうになる。
逆にきっちり締めると、それはそれで首回りがゆったりしすぎのような。。。
バランスが難しい。
でもあれこれ考えるのは楽しいものです。
 
 

いよいよ実地試験

まずは軽く小雨に打たれた後

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水滴が生地の表面で丸く弾かれています。
手で払ったり服自体を振ると簡単に落ちます。
撥水性はなかなかよろしい。
しかし、ところどころ生地に浸透して変色しています。
 
続いて、本降りに2時間打たれた後

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浸透しているところが拡大。
時間とともに広がるというより、浸透するところとしないところがあります。
ちなみに写っていない右腕は、左腕ほど変色していません。
生地の出来が均一ではないのだろうか?
しかし、表層に染み込みはしても裏地は湿るくらいで中まで濡れてはいません。
防水の面は問題なしと言えます。
 
ただ、湿って張り付いてくるのは不快。
またそのせいで、ひんやりしっとりして体温を奪われます。
そもそも透湿性があるために体の熱気も逃げやすい。
防寒としては、中にフリースやダウンを仕込むべきかと。
逆に言うと、気温が少々高い時期に着ても蒸れなさそうです。
 
 

総評

期待通りの性能でした。
完全とは言えないけども防水性は高く、日常生活やちょっとした野外活動には十分だと思います。
注意点としては、
・防寒には向かないので重ね着必須
・土砂降りだと濡れネズミ、ヘタすると浸水するかも
・本気の登山(しないけど) には性能不足
というところでしょうか。
個人的には、コストとパフォーマンスの比率で満足です。
 
オーバーサイズなのでバックパックの上から着ることも。 

旅行用洗面セットを再構築する。

いつもそのまま放り込んでしまう洗面セット。
1ヶ月単位の出張を見据えた中身なので、どうしても嵩張っています。
2、3泊でもそのまま持っていった自分はバカなんじゃなかろうか…
反省して、一度全部出して見直してみました。

 

旧版の中身
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・電気シェーバー
・予備電池(シェーバー用)
・化粧水
・櫛
・寝癖直し(50mL小分け)
・スタイリング用シアバター
・歯ブラシ
・歯磨き粉
・リップクリーム
・日焼け止め
・マスク
・絆創膏
・目薬
・かゆみ止め
・消臭剤
・爪切り
(別添えで)
・シャンプー(50mL小分け)
・コンディショナー(50mL小分け)
・ボディソープ(50mL小分け)
・襟袖汚れ落とし(白シャツ用)

 

おお、改めて挙げてみると多い。。。
ケースは(毎度おなじみ)無印良品の吊るせるケース。
現行の製品より奥行きがあるように見える。
しっかりした作りで中身を減らしても薄くならないため、これも変えたい。

 

全体的に、1週間以内の短期を想定して再構築。
予備電池なんてなかなか使わないし。
今の時期、日焼け止めは無くても良いし。
爪切りも出発前に切って行けばいらないし。
何より今はホホバオイルがあるし。

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短期用(β版)

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・電気シェーバー
 電池は交換して予備電池は無し。
・櫛
・ホホバオイル(12mL小分け)
 シャンプー・コンディショナー、寝癖直し、化粧水に代えて。
・ボディソープ(12mL小分け)
・歯ブラシ&歯磨き粉
 とりあえず(また)無印良品
・消臭剤
 身だしなみ用に。
・マスク
・絆創膏

 

ケースはダイソーで購入。

高さがシェーバーや歯ブラシケースにちょうどいい。

 

これで2週間くらいは十分いける気がする。

液体も少なく、密封しているので海外にも問題なし。

とりあえず3泊国内出張で試してきます。

湯シャン+ホホバオイル生活で減らしたもの5つ

ホホバオイルでヘアケアを始めてから2週間近く、湯シャンに変えて10日ほど。
特にトラブルもなく順調です。
痒みやフケが出ることもなし。
たまに指で頭皮を揉んで間接的に匂いをチェックしてますが、それも問題なさそう。

そして断捨離方向には効果は抜群です。
色々なものが不要になりました。
(いざというときに戻すために残していますが)


1.シャンプー、コンディショナー
言わずもがな。
湯シャン+ホホバオイルで不要になりました。
しかし、仕上がりは今のほうが良いくらい。
副次効果として、これらを使わなくなって風呂場がベタつきにくくなりました。
水アカはあるので掃除不要とまではいきませんが、頻度はぐっと減らせます。

 

2.寝癖直しスプレー
毎朝、跳ね回る髪を抑えこむための必需品でした。
いまはホホバオイルで翌朝も爆発せず、櫛で梳くだけで落ち着くので不要に。

 

3.リップクリーム
乾燥が気になる季節が近づいてきました。
唇が割れやすいのでリップクリームが手放せないのですが、試しにホホバオイルで代用中。
オイルを半滴(ボトルの穴から滴る前に指ですくう感じ)手に取って唇に塗っています。
割れた後の修復効果は見込めないので、早め早めにカバーしていく方針。
オイルなので結構長時間もちますね。

 

4.化粧水
主に髭剃り後に使っていましたが、これもホホバオイルの万能さを信じて代用し始めました。
オイル塗った直後は少しベタっとしますが、30分もすればサラサラで気になりません。
暫く続けて様子見。

 

5.スタイリング剤
これは不要というより使えなくなりました。
お湯だけで洗っているので、スタイリング剤は落ちないだろうと思いまして。
元々ベタつくは好きではないので、使わなくても困らない。
当分はこの自然な状態で行こうと思います。
使いたくなったらお湯で落ちそうなものを探そう。


いやはや、ホホバオイルが一人何役してるんだってくらい多用途に使えて便利です。
まとめられれば残量管理もラクですし。
「これさえあればOK」というのは、シンプルな生活に向けて捗りますね。

20171009-1015の雑記

シチズン エコ・ドライブ・ワン
最薄のソーラー腕時計ということで気になっていたので、実物を見てみた。

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ムーブメントの厚さは1mm、ケースサイズでも厚さ3mmないくらい。
相当に尖った設計したんだろうなぁ。
そういう振り切ったデザインは好きだ。
実際に腕に巻くと、その薄さに驚かされる。
ただ、あまりに薄すぎて奥行きが感じられず、液晶画面にも見える。
一応、配色で立体感を生もうとはしているけども、、、それでももう少し存在感があるほうが好み。
そこで店員さんに紹介してもらったエクシードシリーズ。

citizen.jp


厚さ4.5mmと充分薄いが薄すぎない。
これくらい厚みがあるほうが安心感がある。
ビジネス用の候補に覚えておこう。

 

STEVE JOBS
英語字幕で映画を観よう、続けてます。
今回は、言わずと知れたスティーブ・ジョブズ氏の伝記もの。
内容はApple起業から追放・復帰まで。
ジョブズの有能さと独特さが描かれている。
多少は脚色されているだろうけども、天才と変人は紙一重。
使われている英語はあまり難しくなく、現代の日常会話、オフィス会話が交わされる。
これは英語学習に最適か、、、と思ったら。
英語字幕がないという痛恨のミス。
全部ついているものだと思ってた。。。
日本語字幕と照らしあわせて読み解けそうだけど、答え合わせできないのが悩ましい。

 

江戸と浮世絵の幻想風景。「百日紅」

邦題:百日紅 ~Miss HOKUSAI~
製作年:2015年
製作国:日本
監督:原恵一
主演:杏、松重豊etc
 
百日紅が咲いたね。
 わさわさと散り、もりもりと咲く、か」
 
あべのハルカス北斎展を観て、この作品を観たくなりました。
上映当時はタイミングが合わず観れなかったのです。
主人公は葛飾北斎の娘・お栄。
お栄も同じく絵師であり、絵師親子の関係がメインかと思いきや。
その妹や同居人、片思い相手といった周辺含めた暮らしぶりの話。
 
原作者は江戸風俗研究家(昔、お江戸でござる見てたなぁ)ということで、当時の生活を覗いている感じ。
(もちろん実際の生活は知らないが)
両国橋を行く人々の賑やかさ。
火事と喧嘩は江戸の華。
 
特に、お栄の妹がいるときの描写が秀逸。
目の見えない妹が感じているであろう音や空気や手触りが想像される。
観ているほうはそれと映像が相まって、高い情報量となって寄せてくる。
 
リアル志向かと思えば、ところどころ挿入されるオリエンタルファンタジー。
嵐の夜に竜が降りる。
夜更けの吉原の怪。
椿一輪の里帰り。
 
突拍子もないわけではなく、「そんなこともあるかな」と思える不思議。
民族伝承というか、生活に溶け込む伝奇というか。
浮世絵の幻想的な部分を拡げたような雰囲気です。
北斎展にあったような赤い鐘馗も上手く使われていました。
 
ただ、原作は短編連作らしく、エピソードの繋がりが良くない。
全体的な流れとしてはお栄の成長とも取れるけど、少し弱いか。
大きな山場がないので、盛り上がりに欠けると思う。
終わりが締まらないというか…
 
逆に、人の暮らしの一部と思えば。
その淡々とした流れが、「らしさ」でもあるかもしれない。
各エピソードや台詞回しはそれぞれの風情があり、江戸の雰囲気・生活・粋を味わえる。
長編映画と思うとツラいところがあるが、主人公たちの暮らしを描いた短編集だと思うと面白い。
原作は素直に楽しめそうなので読んでみたいですね。
 
北斎展@あべのハルカス美術館は2017年11月19日まで。

ホホバオイルでヘアケア始めました。

なんだかんだでヘアケアの旅を続けております。
今回はホホバオイルを試してみたのですが、これがとても良い!
良すぎてこれだけになってしまいました。
 
ホホバオイルとは、北米大陸原産のホホバという植物から取れるオイル
成分が人間の皮脂に近いため肌馴染みが良く、さらに栄養成分も含んでいるそうです。
ちなみに今回試したのは無印良品のものです。
またかと思われそうですが、無印の製品はなんとなく安心感ありませんか。
 
初日:シャンプー・トリートメント、ホホバオイル
風呂上がりにホホバオイルを髪に塗ってドライヤー。
オイルというと重たくベタっとしてるイメージですが、これはサラっとしていて沁み込む感じ。
意外と伸びるので3,4滴で十分です。
それだけなのに、翌朝の衝撃よ。
髪のパサつきがかなり軽減されてました。
寝癖も櫛で撫でるだけで落ち着いて、収まりが良い。
こんなに目に見えて変わるとは思わなかった。
これまでのヘアケア用品ランキングを書き換える勢い。

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これならトリートメント要らないんじゃ?

ということで、、、
 
3日目~:シャンプー、ホホバオイル
トリートメント無くしてみたけども、全く問題なし。
ホホバオイルの効果のほうが勝っていた感じ。
こうなると、天然成分で仕上げているのに、その前にシャンプーで化学薬品まみれにすることに違和感。
ということで、、、
 
5日目~:湯シャン、ホホバオイル 
思い切ってシャンプーも止めてみました。
いわゆる湯シャン。
シャンプーなら指が届いてなくても泡が届くのですが、そうはいきません。
その分、時間をかけてじっくりお湯で洗います。
洗い終わりもさっぱり感はなく、少々べたつきが残る感じ。
でも、今回の場合はホホバオイルでコートするので、結果的には変わらないかな?
翌朝の仕上がりは問題なし。
どうしても洗い残しがあるのか、日中に少しかゆみが出てきたのが難点。
シャンプーで皮脂が根こそぎ洗い落とされる分、分泌が多くなっているらしいですね。
湯シャンを続けると皮脂の分泌が落ち着いてくるそうです。
 
ミニマリスト関連で湯シャンは知っていたけど、自分の髪には向いてないと思ってました。
パサつきゴワつきで翌日大変なことになる。
しかし、ホホバオイルで保湿することでその問題は解決。
湯シャン開始当初の皮脂が多いことも、結局油分でコートするので解決。
これは素晴らしいコンビネーションなのでは?
 
あとは1か月くらいしてどうなっているか。
人によってはフケが出たりするそうですが、はてさて。
これがモノになれば、シャンプー・トリートメントは不要。
さらには使用量が少なくて済むので、液体の持ち運びを少なくなりそう。
期待。

葛飾北斎は偉大なトップランナーだった。「北斎-富士を超えて-」

あべのハルカス美術館で開催中の葛飾北斎展に行ってきました。

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あべのハルカスに初めて行きましたが、天王子駅直結で便利ですね。
ただ、開催されてすぐ(10/6~)ということで、かなり混んでいました。
日曜午後、チケット買うのに1時間並ぶという。
当然ながら会場内も人が多かった…
日本を代表する画家、それも海外からも絵を集めてきた展示会ということで、注目度が高いというのもあるかと思います。
加えて、小さい帳面のような作品も多かったりガラスケースに平置きされている作品も多かったりと、遠目に見えないので列を作らざるを得ない。
まぁ進まない進まない。
結構足腰にキますので、近々行かれる方はご注意を。
あ、その影響もあってかレストランエリアも混んでます。
 
さて、作品について。
正直、富嶽三十六景以外には「なんか浮世絵も描いていた人」という認識しかなかったです。
富士山を遠景に自然や人の生活描いた三十六景は確かに素晴らしい。
文学の挿絵やら、仏陀とか宗教がかった作品も
花と鳥の組み合わせは風流で良いですね。
西洋画に比べて素朴というか馴染み深い印象を受けるのは、余白があるからか色使いか。
 
80歳を過ぎても歩み続け、100歳になれば神の領域に達するだろう、、、と90歳で亡くなるまで描き続けたそうです。
その信念に脱帽です。
なんなら、110歳まで進化し続けるつもりだったようで。
なんと凄まじい意志力。
無くなる直前の作品たちは、凄みというか研ぎ澄まされた印象を受けました。
 
また、自分の技術を伝えるための教本も作っていたそうです。
自らは先へ先へ進みながら、後進を育てる。
トップランナーの鑑のような方ですね。
かくありたい、と思います。
 
列が伸びててチラ見で終わらせた絵も結構あるので、図録(2,500円)をじっくり見直してみようと思います。
(これ買うのも行列でした…)
開催期間は11/19まで、11月になると一部の展示物が変わるそうです。
落ち着いたころにもう一回行こうかな。 
 
あわせて観てみては?