暑さも和らぎはじめた中、2020AWも半分を超えてDelivery D。
今回は当初の予定通り、Dr. Martensコラボのツイステッドブーツを購入。
うん、重厚な存在感が格好良い。
もちろん最大の特徴は外側に捻れていく形状。
脱ぎ履きはサイドジップ。
コラボ柄とかではなく、構造から違っていると特別感あります。
単純な目新しさもあるけれど、左右対称ではなくヒネり(今回は文字通り)を加えてくるのがヨウジらしくもあり。
続きを読む暑さも和らぎはじめた中、2020AWも半分を超えてDelivery D。
今回は当初の予定通り、Dr. Martensコラボのツイステッドブーツを購入。
うん、重厚な存在感が格好良い。
もちろん最大の特徴は外側に捻れていく形状。
脱ぎ履きはサイドジップ。
コラボ柄とかではなく、構造から違っていると特別感あります。
単純な目新しさもあるけれど、左右対称ではなくヒネり(今回は文字通り)を加えてくるのがヨウジらしくもあり。
続きを読む書名:高城式健康術55
著者:高城 剛
出版:光文社新書
発行日:2020年6月30日
便利で安価。
現代生活はそれを志向しているけれど、何かを犠牲にしていないか。
日本の基準が全くダメとは思わないけれど、怪しいものはたくさんあります。
トランス脂肪酸の入った食品やフッ素の入った歯磨き粉が大半だったり。
農薬で育てられた野菜であったり、海中の重金属を摂取した魚であったり。
ここ数十年で激変している食事と環境に対して、従来型医療による進歩は追いついていないのではないか。
本書はそんな問題提起から、著者が日々体当たりで追求した健康術がまとめてあります。
病気を治す(こともあるそうですが)というより、不調にならないための「健康術」というわけです。
中には量子医療とか波動療法とか怪しげなものもありますが、本人に効果があれば良しとのこと。
確かに。
続きを読むお盆以降、暑すぎて外出する気力が湧かず。
今年もなかなか終わらない夏になるのだろうか。
昨年は「夏服飽きた」と口走った記憶があるが、さて。
・YohijiYamamoto2020AW
・嵐山
人は少なく歩きやすかったけれど、暑かった。。。
夏の京都は厳しい。
・喜重郎のステーキ丼
嵐山で敢えてステーキ食わなくても、、、とも思ったけど、期待以上に良いお肉で美味しかった。
元ミノルタの技術者が、日本のカメラ作りの歴史を綴ったもの。
ライカを師として追いかけた、ミノルタ・ニコン・キヤノン等各社にいた偉人たちの伝記のようでもある。
先行者の見様見真似から始めた戦後の日本は、近年の中国の手法と変わらない。
しかし、あるとき老いた巨人を追い越して製造能力と電子化で世界を席巻していく。
求道者のような技術者たちの熱意に打たれました。
何もなかった戦後の、憧れに向かう渇望。
翻っていまは何でもあり過ぎて、怪気炎を上げる人はどれだけいるだろうか。
洛中と洛外の確執を軸にした京都論。
京都人のイヤらしさとかキャバクラに通う坊さんとか、京都のB面が垣間見える。
洛外人である著者の被差別意識がチクチクと(結構な頻度で)表出する微妙な居心地の悪さ、狙ってやってるのだろうから上手い。
そんな中で一番興味深かったのは、江戸幕府が京都の発展に寄与したという話。
江戸幕府の力を京都に示すために、焼けた寺社の建て替えにお金を出す。
さらに宗教を管理するため、各宗派の総本山(=京都)にお金が集まる仕組みを作る。
いわば公共事業により人が集まり経済が回り、文化が発展したという。
たまに知る江戸時代のシステムってかなり戦略的。
一方で明治政府は寺社の土地を取り上げた上に、それに管理せず荒地になったと。
現在は、非課税の参拝料(特にライトアップ料金)で潤っているそう。
ある意味、投げ銭システム。
先月読んだ岡本太郎氏の著書が面白かったので、次は自伝的エッセイを。
自己を貫くことを躊躇わない姿勢はカッコイイ。
「安易な生き方をしたいときは、そんな自分を敵だと思って闘う」
「あれかこれかという場合、これは自分にとってマイナスだな、危険だなと思う方を選ぶ」
「世の中うまくやろうとすると、人の思惑に従い、社会のベルトコンベアーの上に乗せられてしまう」
「美は絶対だが「きれい」はあくまで相対的な価値、型にはまり時代の基準に合っていること」
「あらゆるものがシステム化された社会の中で、もし本当に無目的に生きられれば素晴らしい」
人生論、親子論、恋愛論、芸術論。
様々な方向にエネルギーを放っているので、これまた消化が難しい。
・太陽の簒奪者(野尻抱介/ハヤカワ文庫)
異星人とのファーストコンタクトを描いたSF。
観測からコンタクトまで35年がかり、確かに宇宙スケールだとそういうタイムスケジュールになるよなー。
宇宙戦艦といってもロケットにミサイル付けたような程度だったり、そのミサイルも1日前から撃ち込んだり。
スペースオペラというより思考実験的にも楽しめる作品。
惑星間移動するような異星人を設定するということは、人類の未来の可能性を描くことでもあると思いました。
2020AWの特色のひとつはバッグの豊富さ。
バッグを持ちたくないという山本耀司氏、ランウェイにバッグが何種類も出るのは珍しいのではないでしょうか。
なんだかんだ、出掛けるとなるとバッグは必要。
コーディネートの最後のピースとして、雰囲気に合うバッグは重要です。
つまり今シーズンで押さえておけと自分に言い訳したわけですね。
LOOK13で使われていたショルダーバッグ。
体に沿ってバッグを纏う感じがヨウジらしい。
「ヨウジと合わせやすい」バッグはあるけれど、「ヨウジらしい」と思えるものはなかなかない。
細族なのでジャケット・コートの下に仕込んでいきたいところ。
これも体型にあったアイテム選びと言えるだろうか。
続きを読む近頃ヨウジヤマモトを着始めてから、レイヤードの幅が広がりました。
一般的なメンズファッションでレイヤードといえば、
シャツの上にニット、カットソーの下にタンクトップといったチラ見せ、
ジャケットの下にパーカー、Gジャンの上にチェスターコートといったテイストの異なるアイテムのミックス、
あたりが基本でしょうか。
この襟元のように。
(写真は全てFashonPress.netさんのリンク)
最近考えているレイヤードは、そういうピンポイントではなく全体的な布の重なり。
着丈というか布の長さを組み合わせていく感じですね。
アイテムごとに差はあれど、概ね以下の括りで見ています。
腰下:シャツ、ジャケット
膝:ロングシャツ、ロングジャケット
膝下:コート
くるぶし:パンツ、ロングコート
(もちろん着用者の身長で変わりますが)
続きを読む先月からではありますが、気温が上がってきたところでAWが本格的にスタート。
いやー、暑くて試着するのがしんどい。。。
合わせてみたいんで、夏らしいラフな格好で行くわけにもいかないし。
新型コロナ影響で遅れなければ、気温が上がる前だったのに。
などと言いつつも、いざ試着するとテンション上がるわけですが!
やはりシーズンの立ち上がりは雰囲気がガラッと変わって楽しい。
今回の人気は腕章シリーズとドレープブラウスみたいですね。
というわけで、今回はこちらのドレープブラウスを取り置きしてもらってお迎え。
続きを読む2020年も後半戦となった7月。
近年では珍しいくらいの長梅雨でしたね。
そんな天気でも、春のリバウンドのような出歩きぶりでした。
こんなだから油断するとコロナが広がるのか。
しかし引き篭もっていて心が腐る。
基本的に屋外だし密ではないから良い、はず。
・京都
再訪なので記事にしてませんが、これ以外に瑞峯院の枯山水とかも見に行ってました。
・稼ぐまちが地方を変える(木下斉/NHK出版新書)
いわゆる町おこしではなく、補助金に頼らず民間で資金と労働力を出して町をより良くしていこうというもの。
ムダを削って浮いたお金を地域投資に回す、
全員の合意は望まず少数の仲間で取り組む、
地元資本を調達し稼ぎを流出させない等々、
実戦で培われた理論は強そうだ。
・日本の伝統(岡本太郎/光文社知恵の森文庫)
まずは、いわゆる「和風」を消極的でくすんでいると評しているのが衝撃でした。
侘び寂びは日本らしいと感じるけれど、見方を変えると確かに陰性が強いとも言える。
そんな著者が陽性の活力を感じる日本の土器・絵画・庭園を独自の視点で解説しています。
縄文土器の和風と言えない異質さ、光琳の曖昧さのない押し出しの強さ。
日本庭園は「お約束」を廃してその構成を分析する。
全てが新鮮な解釈で目から鱗でした。
なんとなく司馬遼太郎が読みたくなったので短編集を。
武蔵は出世欲が強かったんですね。剣豪ではなく、軍略家として売り込み。
島原の乱にも参加してたとは知らなかった。
というか、巌流島の決闘以降の武蔵ってあまり知られてないよね?
他にも歴史考証に基づいた上質な剣豪ものが収録されています。
この詳しい調査による深みが司馬遼太郎の魅力なのでしょうか。
・広告vol.414 特集:著作(博報堂)
装丁の珍しさで手に取った雑誌ですが、著作権やパクリ・引用、フェアユースの評論が興味深かった。
しかし何より膝を打ったのは、秋元康が言ったというフレーズ。
「渋谷に通う人は年間平均6万円使う。でも秋葉原は平均60万円落ちる。だから秋葉原でやる」
つまりそれがAKBなのですが、この戦略的視点があっての成功なんですね。
・「橋本屋」の鰻と鮎
焼きと蒸しの加減が良いうな重。
鮎も骨まで柔らかく煮込まれていて美味しかった。