今日賛主義!

日々楽しく。なんか気になるコトとかなんかいいモノを集めたい。

2021年3月を振り返る

3月の大半はディープラーニングG検定の試験勉強でしたね。

結果、無事に合格しました!

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2年に一度くらい、唐突に資格を取る衝動が生まれるらしい。

前回は簿記。

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いずれ結びついて役に立てばいいんだけれど。

ただこういう詰め込んだ知識は、実践の機会がないとどうしても薄れていきますね。

Pythonで何か作ってみるか。。。

 

行ったところ

◯龍吟庵

冬の特別公開されていた最古の方丈建築、、、よりも、その周りの重森三玲の庭が見たくて。

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南庭(無の庭)

 

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西庭(龍の庭)

 

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東庭(不離の庭)

 

やはり作品性が高くて見ごたえがある。

特に雲を突き抜けて昇ろうとする龍はカッコイイ。

 

読んだ本

ディープラーニング検定の本に加え、

◯てつがくを着て、まちを歩こう(鷲田清一ちくま学芸文庫

ヨウジヤマモトを着る哲学者の、ファッションに関するエッセイ集。

肌感覚であったり性自認であったり、制約や定型への反逆であったり、髭剃りや電車内メイクなんていうのも見られるという点でファッションの一部として解釈できたり、、、様々な切り口があって思索のきっかけとして面白い。

いちばん印象的だったのは「着飾るのではなく、他人の視線をデコレートする」。

これは思うところであって、「そんな服もあるのか」とか「どうなってるのそれ」とか少し引っ掛かるような服を着たいというのはある。

一方で、「街を歩いていて人からまじまじと見られるときは、君の服装は凝りすぎているのだ」(byブランメル)。ふむ。

 

◯直観を磨く(田坂広志/講談社現代新書

解決の方法ではなく解決すべき課題を考える、文献知と体験知、会議は「始めは民主主義、終わりは独裁」等々、考え方の手法がいろいろと挙げてある。

ただ、各ポイントは納得できるけれど、全体としては冗長というか流れがスムーズじゃない。

あと後半から「もう一人の自分と対話する」ことについて、ややスピリチュアルなロジックも出てくるので人を選びそう。

個人的には「答えは自分の中にある」と考えているので、その鍛え方や手段として学びにはなった。

Yohji Yamamoto 21SS-Eとか21AW先行とか

Yohji Yamamoto 21SS E納期の注目は墨染めリネンのシリーズ。

https://www.fashion-press.net/img/news/62546/yohjiyamamoto_2021SS_029.jpg

 

ルック写真で見るより明るいライトグレーで春夏らしい感じ。

このロングコートは着丈がかなり長いのですが、色合いのおかげで圧迫感はなかったかな。

ただやはり眼ボタンの存在感がね…

インナーのセットアップはざっくり着れて使い勝手良さそうでした。

でも地味にならないように着こなすのが難しいかも?

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「ある人質」の追体験

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邦題:ある人質 生還までの398日

原題:SER DU MANEN, DANIEL

公開年:2019年

製作国:デンマークスウェーデンノルウェー

監督:ニール・アルデン・オブレヴ、アナス・W・ベアデルセン

出演:エスベン・スメド、トビー・ケベルetc.

公式サイト:https://398-movie.jp/

 

ISの人質になったデンマーク人青年とその家族の実話に基づいた物語。

デンマークアメリカや日本と同様に、テロリストと交渉しない・身代金は払わないという政府方針。

身代金で調達した兵器でさらに多くの人が死ぬと考えるとやむを得ないけれど、目の前の一人を救えないというのも。。。

世界の裏側などではなく、これもまた世界の事実。

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ディープラーニングG検定に合格するための1ヶ月

ディープラーニングG検定を受験してみました。

(追記:合格しました!)

実際に使う予定は特にないけれど、今後無縁ではいられないと思いまして。

ヨウジヤマモトの服を学習させて、本人がデザインしてそうな服を出力するという研究もありましたね。

特徴量を学習して画像生成したんでしょうけど、むしろ写真だと潰れがちな黒服からよく読み取ったな。

 

受験せず勉強だけしようかとも思いましたが、何がしかハードル・締切がないとなかなか手が付かないかなと。

仕事がマンネリ気味なので、何かしたかったのもあります。

脳みそのいつもは使わない部分が活性化する感覚は、なんか気持ち良い。

久々に「勉強した」感。それで満足しちゃイカンけど。

 

という訳で1ヶ月ほど独学。

今回使用した参考書をまとめておきます。

参考までに、当方は工学部卒、でも実務では微分とか行列とか使わなく久しいというスペック。

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Yohji Yamamoto 21SS-D

シーズン折り返しのD納期の見所は、麻系のコレクションアイテムですかね。

https://www.fashion-press.net/img/news/62546/yohjiyamamoto_2021SS_023.jpg

怪人・赤コート。

鮮やかだけれど目が痛くない良い色合いでした。

ただまぁ自分が着るとコスプレっぽくなりそう。

https://www.fashion-press.net/img/news/62546/yohjiyamamoto_2021SS_019.jpg

そして当初もっとも気になっていたこのルック、、、が思ってたのと違う。

ストライプがワントーン明るくて、眼プリントもボヤけ気味。

そういう雰囲気を狙ったのか、麻を染めるとそうなるのか。

見比べると、くっきり鮮やかなデニムのプリント具合のほうがズバリ好みですね。

そこまで読み切ってくれた担当さんに感謝です。

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2021年2月を振り返る

2月は毎週、映画館に行っていた。

しかもなぜか古い作品のリマスター版ばかりという。

古くても良い作品は良い、いま巡り会えたことに感謝ですね。

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後者はクセが強すぎたけれども。

 

まことに残念ながら、今年も花粉症がスタート。

トランス脂肪酸を減らして、魚を食べる生活にシフト。

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それでも症状が抑えめになるまで1週間くらいかかったので、来年は早めに切り替えねば。

(覚えてられれば)

 

買ったもの

◯じゃばら飴

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邪払が花粉症に効くらしいとのことで、自己実験中。

気休めでもプラシーボでも、効果があればいいんですよ。

 

◯Cosmo communicator

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携帯が壊れたので行き着いたキーボード付きのスマホ

こういう変わりものほうが購買意欲が増すという持病がありまして。。。

今この記事もこれで書いています。

まだキー配置に慣れてないこともあって、フリック入力とどちらが速いかは?

ただ、キーボードがあると「何か書かなければ」という意識が生まれる。

それが重要なんです。

ちなみに旧携帯の死因は充電端子の破損。享年2歳。

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読んだ本

マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する(丸山俊一/NHK出版新書)

表題の哲学者の発言集。

民主主義は多数決ではなく「自由・平等・連帯」だとか、今の時代に何か残すには消費文化に取り込まれなければならないとか、日本はやはりアメリカナイズされてるとか。

途切れのないエッセイといった趣。

ロボット工学の石黒先生との対談も、お互いの主義主張を尊重しながらの論議が興味深かった。

もう少しまとまった形でこの人の思想を知りたいので、良い本はないものか。

 

◯日本霊性論(内田樹・釈徹宋/NHK出版新書)

関連して、日本人の気質とは?という観点で選んだ本。

宗教ではなく霊性。知識ではなく感性。

それぞれの切り口が面白いんだけど、霊性以外の話題も多く、上の本以上にとりとめのない発言から拾いあげないといけない。

不完全燃焼ぎみ。

しばらく寝かせてもう一度。

 

◯AI・データサイエンスの基礎(吉原幸伸/iTEC)

ディープラーニングの概略は知っておいたほうがいいかなと読んでみた。

おおよその仕組みと技術進化の流れはわかったようなわからないような。。。

数学的にどう処理されているのかはさっぱり。

実際に使ってみないと腹落ちしないかな。

「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選」

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フランスの人気俳優・ジャン=ポール・ベルモンド主演の8作品を日替わり上映という企画のうち、3作品を観てきました。

『ジャン=ポール・ベルモンド傑作選』公式サイト

実は名前も知りませんでしたが、どれも面白くて人気だったのもわかります。

今からみると細部が甘くどうしても作り物っぽさがあるけれど、魅力のある脚本と演出で飽きさせない。

というのが共通の印象ですね。

現代映画の進歩ってなんだろう、、、とふと思ったり。

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